Sunloftweblog

デジタルマーケティングとは?わかりやすく基本から解説!

近年、「デジタルマーケティング」というキーワードを目にしたり、耳にすることが多くなってきました。キーワードは見たことがあっても、「デジタルマーケティング」の意味や目的、必要性を明確に理解している方は、まだまだ少ないのが現実です。

実は、デジタルマーケティングはマーケティングにおいて欠かせない存在になっており、年々重要性を増しています。なぜなら、現代のマーケティング活動では、必ず何らかのかたちで「デジタル」がからんでいるからです。

ここでは、デジタルマーケティング初心者の方に向けて、基礎知識や手法、事例、勉強法などを幅広くわかりやすく紹介してまいります!

1. デジタルマーケティングとは? 

デジタルマーケティングの概念・定義・意味 

◎デジタルマーケティングの意味

デジタルマーケティング(Digital Marketing)は、直訳すると「デジタルのマーケティング」、つまり、デジタル技術を活用したマーケティング手法すべてを意味します。
デジタル技術を活用したマーケティングとは、たとえばインターネット、アプリ、デジタルサイネージ、IT技術、AI技術など、かなり広い領域にわたります。
元々、欧米では「Webマーケティング」よりも「デジタルマーケティング」という言葉が主に使用されていました。

◎デジタルマーケティングの概念・定義

デジタルマーケティングの概念や定義は、団体やマーケターにより異なるため、かなり幅のある概念や定義が存在します。

どれが正しくてどれが間違い、ということはなく、提唱する人や団体がどういった視点から、デジタルマーケティングをとらえているかによって、何を重視するかが異なるため、少しずつ違った定義・概念がうまれるのです。

ここでは、数あるデジタルマーケティングの概念・定義の中から、いくつかのわかりやすい概念・定義を挙げてみます。

【デジタルマーケティングとは?】

・顧客満足度を高めた上で、デジタル技術を活用して売れる仕組みをつくること

・マーケティングとは「消費者がサービスや商品を購入するに至るまでに、企業が行う取り組み」のことで、この活動に「データ」を掛け合わせるマーケティングがデジタルマーケティング

・主に、デジタルデバイス、デジタルメディア、デジタルテクノロジー※、これらとデジタルデータとを掛け合わせ、フル活用したマーケティング手法のこと
※デジタルデバイス →PC、スマホ、タブレット、デジタルサイネージなど
デジタルメディア →Webサイト、オウンドメディア、ECサイトなど
デジタルテクノロジー →SEO、リスティング、マーケティングオートメーションなど

・ポイントカードやアプリでの購買履歴、ECサイトやWebサイトでの行動履歴といった「お客様の行動」をデータとして蓄積し、活用することでマーケティングを高度化させること

・WebサイトやECサイト、公式アプリの行動履歴で得られたデジタルデータに加え、店舗やイベント、展示会といったリアルなシーンでの消費行動で得られたデータを掛け合わせて行うマーケティング手法

上記で挙げた概念・定義と、ここでは紹介しきれなかった概念・定義とをまとめ、わかりやすく定義します。

・デジタルマーケティングとは、あらゆるデジタルメディアを活用したマーケティング活動全般のこと

・Webサイト、ECサイト、ソーシャルメディア、モバイルアプリ、Eメール、デジタルサイネージといった、多種多様なメディア・チャネル・デジタル技術を有効に組み合わせ、最適なマーケティング成果を獲得することが主眼とされている

デジタルマーケティングとWebマーケティングの違い 

デジタルマーケティングはデジタル技術を駆使したマーケティングのため非常に範囲が広く、Webマーケティングはデジタルマーケティングの一部です。

Webマーケティングは、Webサイト、インターネットを活用したマーケティング手法であるのに対し、デジタルマーケティングは、Webサイトやインターネットに加え、アプリやデジタルサイネージ、AIなど、包含する範囲がかなり広いマーケティング手法です。

デジタルマーケティングとインバウンドマーケティングの違い 

デジタルマーケティングとインバウンドマーケティングを混同されている方もいるようですが、これらは異なるものです。

インバウンドマーケティング(Inbound Marketing)とは、見込み顧客のほうからサービスや商品を見つけてもらうPull型(プル型)のマーケティング手法のことです。SNSやブログ、YouTubeなどの動画コンテンツ、eBookなどで顧客をひきつけます。
(ちなみに、従来型の営業やテレアポなどは、見込み顧客を追いかけるプッシュ型でアウトバウンドマーケティングと呼ばれます。)

インバウンドマーケティングがプル型に限定したマーケティングであるのに対し、デジタルマーケティングは、プル型にプッシュ型の戦略を掛け合わせることもあります。

つまり、インバウンドマーケティングはデジタルマーケティングの一部であり、デジタルマーケティングの活動で得られたデータや資産を活用し、インバウンドマーケティングを行うこともあれば、また、その逆もあります。

2. デジタルマーケティングの特徴

デジタルマーケティングの特徴は、主に2つあります。

【デジタルマーケティングの2つの特徴】
・複数のチャネル(オムニチャネル)を連動させて行う
・データドリブンに基づいて行う

オムニチャネルとは、ECサイトのようなお客様と企業の接点であるWeb上でのチャネルとリアル店舗とを分け隔てることなく、シームレスに統合することです。
データドリブンとは、勘や経験ではなく、データに基づいて消費者へのアプローチを行うことです。言い方をかえると、効果測定できる環境をととのえて適切なKPIを設定し行うマーケティングです。

オムニチャネルとデータドリブンにより、膨大なデータを蓄積できるデジタルマーケティングは、ターゲティング精度が高い手法です。

3. デジタルマーケティングの目的

結論からいうと、デジタルマーケティングの目的は、より精度の高い「One to Oneマーケティング」を実現させることです。

One to Oneマーケティングとは、データを基盤にして行うマーケティングで、既存のお客様や見込み顧客の一人ひとりに、それぞれ適切なアプローチ、コミュニケーションをするマーケティング手法です。
デジタルマーケティングは、One to Oneマーケティングを実現するものとして重要視されています。

4. 現代におけるデジタルマーケティングの存在と必要性

現代のマーケティング業界において、デジタル技術を使用しないマーケティングはほぼ無いと言えるため、デジタルマーケティングの存在は欠かせないものとなっています。

特に、今のスマホ時代には必要性が非常に高いです。

前項にも関連しますが、なぜ、近年デジタルマーケティングによりOne to Oneマーケティングが発達したのか?というと、スマートフォンが深く関わっています。
スマホが爆発的に普及したことでWeb上には膨大な情報があふれるようになりました。そのため、商品やサービスの情報は以前よりも消費者に届きにくくなっている現状があります。
だれもがスマホを所有し、いつでもどこにいてもインターネットにアクセスできるようになったことが、デジタルマーケティング、そしてOne to Oneマーケティングを加速させているのです。

デジタルマーケティング、そして、One to Oneマーケティングにより、必要な人に、必要なタイミングで、必要な情報を届けることで、購買行動は加速します。そして、顧客満足度をより高めることができます。

時代の変化に柔軟に対応し、スピーディーに変化しつづけるのがデジタルマーケティングの利点であり、現代に必要とされる理由です。

5. デジタルマーケティングの種類・手法 

デジタルマーケティングの種類・手法は、Webマーケティングの手法とも重なるため多岐にわたります。
今回は、デジタルマーケティング業界で近年注目が集まっている手法をピックアップして紹介いたします。

Eメールマーケティング 

Eメールマーケティングはメールマーケティングとも呼ばれ、企業とお客様(既存顧客、見込み顧客)がメール配信によりコミュニケーションを行う手法です。
商品やサービスのリリース情報や、セール情報、キャンペーン情報、商品購入に対するサンキューメールなどの配信といったことが、コミュニケーションにあたります。

Eメールマーケティングは、ROI(投資収益率・費用対効果)が高いというデータが出ており、今後ますます重視されるマーケティング手法と言われています。

アプリマーケティング 

アプリマーケティングとは、スマホのアプリを通じてお客様とリアルタイムにコミュニケーションを行う手法です。プッシュ通知機能により、よりダイレクトに、リアルタイムでクーポンやセール情報といった内容を届けることができます。

マーケティングオートメーション 

マーケティングオートメーション(MA)とは、マーケティングの自動化のことで、マーケティング業務の反復的な作業や単純業務(たとえば、顧客リストの更新やニュースレターの配信、スコアリングなど)を自動化させる手法です。

より効率的により的確にマーケティング業務を実行できるため、マーケティングオートメーションツールの導入は、人材不足の企業はもちろんのこと、大企業・中小企業にもますます注目されています。

IoT活用

IoT(モノのインターネット)とは、車や家電、ゲーム機といった身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながることです。このIoTで蓄積される膨大なデータを収集・分析することで、消費者の今まで読みづらかった行動データをより細かく解析し理解することが可能になります。

その他の手法

デジタルマーケティング、およびWebマーケティングの基本ともいえる手法には次のようなものがあります。

・Webサイト運用・SEO対策・リスティング広告・リターゲティング広告・ソーシャルメディアマーケティング・コンテンツマーケティング(ブログ、動画など)・アフィリエイト広告  など

デジタルマーケティングとWebマーケティングの基礎となる、上記のマーケティング手法については、下記の記事「集客施策」の項目で解説しています。

6. デジタルマーケティングの活用事例 

① オムニチャネル・SNS広告の活用

【株式会社ダブルエー】 https://www.wa-jp.com/
オムニチャネル戦略でユーザーに適したSNS広告で高いROIを実現

株式会社ダブルエーは若い女性向けのシューズの販売・製造を行っている企業です。
この会社は、オムニチャネル戦略により、アクセス解析のデータを細かいセグメントに分け、セグメントごとに適したSNS広告を実施。その結果、売上を伸ばすことに成功しました。

・元々、Eメールマーケティングを中心としたマーケティングを行っていた
・ターゲティング精度を高めるためにオムニチャネルを推進し、チャネル別で分析を実施
・ECサイト売上アップのためにターゲットへのアプローチ(販促活動)をセグメントに分け実施
・分析の結果、メール経由の売上とスマホユーザーが多いことが判りFacebookのSNS広告を採用
・ターゲットがFacebook上でカタログのように商品を閲覧することを可能にし、購入意欲を持ったままでECサイトに流入させる流れを作った
・離脱率を低下させ売上につなげることができ、広告に対する売上を示すROAS(広告の回収率)は750%となった

……このように、一人ひとりにアプローチするデータを収集できるオムニチャネル、そして精度の高いターゲティングによるSNS広告は、デジタルマーケティングだからこそ行える手法といえます。

② アプリ活用・O2O施策

【ユニクロ】
アプリを活用したデジタルチラシにより、多くのユーザーが実店舗へ来店

O2Oとは、Online to Offlineの略称で、インターネットを活用しリアル店舗に足を運んでもらう施策です。オフラインとオンラインそれぞれの特性を活かし活用するのが、O2Oの主眼です。

ユニクロは公式アプリの活用により、このO2O施策を成功させています。アプリでお得なクーポンが付いたデジタルチラシを配信し、ユーザーに実店舗に来店してもらう仕組みを構築しています。
また、もうひとつ、O2O施策の成功例として無印良品の「配送料カット」も紹介しましょう。ネットショッピングは便利ですが、ユーザーにとっては、高い「配送料」が気になります。

無印良品では、この「配送料カット」を実現するために、ECサイトで購入した商品を、リアル店舗に足を運んで受け取るというサービスを実施。
顧客満足度アップを実現することに加え、来店時に、商品を追加で購入してもらう確立もアップ。結果的に、双方にとってメリットがある手法となっています。

7. 企業のデジタルマーケティングは今後どうなる?

今後、デジタルマーケティングで特に注目されているのはAI技術との融合です。AI技術と聞くと、日常とは遠く離れたところにあるように感じるかもしれませんが、実はすでに私たちの日常に浸透している技術でもあります。

身近な例をあげると、Amazonのリコメンド機能や、YouTubeのリコメンド画面に採用されている機能があります。こういった技術はますます増え、多くの企業が採用することが可能になっていきます。

それだけではありません。デジタルマーケティングは正しく戦略立て、上手に活用することで、中小企業が大企業に勝つことが容易になります。実際そういった事例もあります。

デジタルマーケティングは、中小企業の強い味方になるマーケティング手法であり、中小企業こそ今すぐ取り入れ活用すべき手法といえます。

8. 【Web担当者】デジタルマーケティングの勉強法 

新人のWeb担当者の方が、ゼロからデジタルマーケティングを勉強するには、動画学習と書籍がおすすめです。最近は無料で学習できる動画サービスもあるため、活用しやすくなっています。

Web担当者の方にオススメの動画学習サイトについては、下記の記事でくわしく紹介しています。

9. デジタルマーケティングに取り組む際の注意点

デジタルマーケティングに取り組もうとするとき、何から着手すべきか分からずに、とりあえずソーシャルメディアマーケティングや動画コンテンツなど旬なものから着手してしまう傾向があります。

しかし、これは誤りです。企業がデジタルマーケティングに取り組むには、まずは基軸となる「Webサイト」あるいは「ECサイト」の運用が正しくできているかを見直す必要があります。

繰り返しになりますが、デジタルマーケティングは、オムニチャネル(複数のチャネル)が鍵となります。

よって、オムニチャネルの基盤となるWebサイト、あるいはECサイトを運用した上で、SNS、企業ブログやYouTube動画などのコンテンツ、Web広告といった様々な手法と掛け合わせていきます。
Webサイトが、スマートフォンでの閲覧に対応する「レスポンシブデザイン」になっていない場合には、早めにリニューアルすべきです。

サイトリニューアルについて知りたい方には、下記の記事が参考になります。

10. まとめ

最後に、デジタルマーケティングについてまとめます。

【デジタルマーケティングとは?】
デジタル技術を活用したマーケティング手法すべてを指し、Webマーケティングはデジタルマーケティングの一部。

【デジタルマーケティングの2つの特徴】
◎複数のチャネル(オムニチャネル)を連動させて行う
◎データドリブンに基づいて行う

・データドリブンとは……データに基づいて消費者へのアプローチを行うことを指し、効果測定できる環境をととのえて適切なKPIを設定し行うマーケティング
・オムニチャネルとデータドリブンにより、膨大なデータを蓄積できるためターゲティング精度が高い

【デジタルマーケティングで注目されている手法】
・Eメールマーケティング 
・アプリマーケティング 
・マーケティングオートメーション 
・IoT活用

【デジタルマーケティングに着手する際の注意点】
まずは、自社のWebサイト(およびECサイト)がきちんと運用されているかを確認すること。

企業にとってデジタルマーケティングは今後、ますます必要性を増していきます。デジタルマーケティングの手法・重要性は理解したものの、具体的に何から始めたらいいかわからないという方も多いと思います。

「自社の課題を客観的な視点から把握したい」「自社に合った正しいマーケティング戦略を知りたい」といったお悩みを抱えている場合には、ぜひ弊社までご相談ください。

わたしたちサンロフトは、中小企業のサイト制作を得意分野とするWeb制作会社です。豊富な実績と経験を活かし、中小企業のWebマーケティング、デジタルマーケティング、サイト制作、コンサルティングも行っていますので、ぜひご活用ください。

たとえば、こんな悩みがある方はお気軽にご相談ください。

ビジネス戦略を立てるパートナーを探している/Webマーケティングを強化したい
/Webサイトをリニューアルして成果を上げたい

オンライン相談

お問い合わせ