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人工知能(AI)を使ったWeb解析で成果を出したい!今のAIはどこまでできる?

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ウェブ解析士の中村です。
最近、Webサイト制作よりもWebマーケティングの引き合いをいただくようになりました。

Webサイトは誰でも作れるけど、成果を出すためにどうすればよいか?
と考える方が多くなってきたのではないかとじわじわと感じています。

さて、タイトルでネタバレしていますが、Web解析で人工知能(AI)の活用が進んでいます。
成果を出すためにどのように使われているのかをお伝えします。

【目次】
1.そもそもWeb解析とは?なぜWeb解析をするの?
2.Web解析の手法は?
3.人工知能(AI)によるWeb解析なぜ必要か?
4.人工知能(AI)でどんなことができるのか?
5.人工知能(AI)が苦手とすることは何か?
6.人工知能(AI)のWeb解析を使うべき?
7.まとめ

1.そもそもWeb解析とは?なぜWeb解析をするの?

Web解析とは、Webサイトを軸として様々なデータを分析・活用し、目指す成果を最大化させることです。

単純にアクセスデータを見て、「ページビュー数が上がった!やったー!」だけでなく、見込客獲得、売上UP、使い勝手向上など、どれだけ成果につながったか、また成果が出ていなかったり、更に伸ばすにはどう改善すればよいかまで考え実施することです。

分析 → 戦略立案 → 実装 → 効果検証 を繰り返し、求める成果に繋げていきます。
Webサイトを中心としたマーケティングを実施するためには欠かせないものではないでしょうか。

2.Web解析の手法は?

Web解析の手法は

私たちサンロフトでは、GoogleAnalytics(グーグルアナリティクス)やヒートマップツール、Web広告などのデジタルデータの利用を中心に解析をしています。ただし、データに踊らされて間違った戦略を立てないように、時にはリアルな現場での情報収集(現場ヒアリング、聞き取りアンケート、実体験)をします。

最近では、人工知能(AI)を活用したWeb解析も始まっています。

3.人工知能(AI)の力がなぜ必要か?

人工知能(AI)を使う理由は、Web解析において見るべきデータ量が多すぎるからです。
1つのサイトを徹底的に分析し、課題を見つけ改善案を出し、優先度をつけて実装して効果検証していくにはかなり労力と経験値が必要です。

例えば・・・
以下のサイト構成で、CV増加(お問い合わせ件数増加)を目的を伸ばしたい場合、まずは各ページの訪問数とCV貢献度を調べます。

ページ名 訪問数 CV貢献度
トップページ 1,000
製品紹介 800
お客様の声 400
お問い合わせ 100
お問い合わせ完了 10

上記の表を見ると、アクセスが集まるのは「トップページ」、訪問数が少ないがCVにつながるのは「お客様の声」です。

となると「トップページ」に「お客様の声」へのリンクをメインに配置し、「トップページ」から「お客様の声」へ流れを作ります。訪問者の行動動線に「お問い合わせ」のリンクを設置します。
こうして、CVへの誘導を強めていきCV増加を狙っていきます。

CVへの誘導を強めていきCV増加を狙う

ページ数が少なければ、戦略立案は比較的簡単ですが、以下のとおり切り口は沢山あります。

【解析の切り口】
・流入元(自然流入、Web広告、メルマガ、他社サイトから 等)
 ×
・入り口ページ、主要アクセスページ(トップページ、製品紹介ページ 等)
 ×
・CVに貢献したページ
 ×
・デバイス(PC、スマホ、タブレット)

ページボリュームが多い場合、何百通りも解析をしなければならならないため人工知能(AI)の力が必要なわけです。
ウェブ解析士は、経験からある程度の目星をつけて解析しますが、やっぱり人間なので漏れはでてきてしまいます。

4.人工知能(AI)でどんなことができるのか?

人工知能(AI)によるWeb解析

大きく分けて3つ手法があります。

1)経由したら良いページを分析
 経由するとCVRが上がるページを見つけ、誘導を強めます。
 訪問数が少なく、CVRが高いページ(お問い合わせに繋がりやすいページ)は、
 露出を高めることでCV増加に結びつきます。

2)経由すると悪いページを分析
 経由するとCVRが下がるページを見つけ、誘導を弱めます。
 訪問数が多く、CVRが低いページ(お問い合わせに繋がりにくいページ)は、
 露出を抑えることで機会損失を減らします。

3)フォーム誘導分析
 訪問数が多いものの、フォーム誘導率の低いページを見つけて改善します。
 お問い合わせフォームへの導線設置が基本的な施策になります。
 訪問数が多くフォーム誘導率が低いページを見つけ改善することでCV増加につなげていきます。

ページボリュームが多いサイトの場合、人の手で何百通りも見ることは大変なことです。
人工知能(AI)を利用することで、短時間で最適な改善施策を見つけることができます。

5.人工知能(AI)が苦手とすることは何か?

人工知能(AI)は数字を見ることが得意ですが、苦手なことが2つあります。

1つ目は、数字しか見ることができず、現場を見たり知ることはできません。
経由すると悪いページだけど、会社都合でPRしなければならないものを意図的にトップページに露出しなければならないときがありますが、AIは判断してくれません。
また、ページのアクセス数を見るため、どこまでスクロールし読まれているかを認識することがでいないため、それを加味した改善提案ができません。

2つ目は、具体的な提案が(まだ)できません。
「このページを露出したほうがいいよ」と教えてくれますが、どの位置に、どんな大きさで、どのように見せれば良いかは、Web担当者もしくは制作会社の経験が必要です。
その経験の差で、CVにかなりの差が生まれてくるのも事実です。

6.人工知能(AI)のWeb解析を使うべき?

間違いなく使うべきでしょう。
上記でも述べましたが、数百パターンを解析してくれるため思いもよらない気づきが得られます。また、短時間で自動解析してくれるため時間的と労力が全くかかりません。その分の時間を、施策検討(表現方法・キャンペーン)に時間を割くことができ、より良い戦略を練ることができます。

人工知能(AI)のWeb解析

人工知能(AI)ならではですが、上記図のように改善によるCV増加見込も出してくれます。
施策の実施有無や優先順位がつけやすくなりますよね。

7.まとめ

サンロフトでも人工知能(AI)のWeb解析を活用していますが、導入しているお客様の成果はグングン伸びています。私たちウェブ解析士の力だけでも伸びますが、人工知能(AI)を入れることで、そのスピード感は早まっているように感じます。

もし、自社で使ってみたいという方がいらっしゃれば、今な、人工知能(AI)が苦手とする点をカバーできる人材の確保をおすすめします\(^o^)/

なお、人工知能(AI)を活用したWeb解析に興味がありましたら、どんな些細なことでも結構ですので是非ご相談ください。

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